想像してみてください。
あなたは飲食店を経営するオーナーだとします。
ここではラーメン屋を開業したばかりのオーナーとします。
有名店で修業したあなたは味には絶対の自信があり、人通りの多い場所にお店を出しました。
来客数も見込めると思っています。
2号店、3号店の出店も視野に入れています。
トッピング無料のチケットを付けたチラシを30,000枚を印刷し、アルバイトを雇い近隣に配らせ、準備は万全です。
そして開店初日。
ラーメン屋の前には大勢のお客さまがいらっしゃって大繁盛となりました。
みなさん美味しかったよと言って帰って行ってくれました。
想像以上の売り上げが見込めて、自分がやってきたことが正しかったと思いました。
しかし、ラーメン屋の開業から数カ月、売り上げは徐々に減っていきます。
新規来店者数は一定数あるものの、リピーター(常連さん)が定着しないように思えました。
味には自信がある、場所も問題ない。。。
なんでだろうか。
疲れた目を擦りながら、Googleマップの口コミを見たところ、最近のコメントにはネガティブなコメントが目立ってきています。
味が落ちた
店内清掃が行き届いていない
など。
起死回生として再度のチラシ配布を行いました。
開店初日の来店者数とは違えど新規訪問者は一時的に増えました。
ただやはり、続かない。
チラシを配布するコストも馬鹿にならないので、何度もやるわけにもいきません。
結局ラーメン屋は開店から2年で閉店せざるを得なくなりました。
では、LINE公式アカウント・Lステップを導入した場合、どうなるでしょうか。
味には絶対の自信があり、人通りの多い場所に出店し来客数も見込める、チラシも配布する、ここまでは同じです。
違う点として、
配布するチラシにLINE友だち登録のQRコードを掲載しました。
「友だち登録したお客さまにはトッピング無料!」と書いてあり、友だち登録は開店迄に300人に達しました。
さらにLINEのスタンプカードを導入し、来店時にQRコードを読み込むことでポイントが貯まるシステムとしました。
LINEのリッチメニューには「口コミはこちらから」というボタンも置きました。
このボタンを押すと「本日のラーメンはいかがでしたか?」というメッセージが流れ、
・おいしかった
・ふつう
・いまいち
という選択項目が合わせて表示されます。
「おいしかった」というボタンを押したお客様にはGoogleマップへのリンクが表示され、Googleマップへの口コミを促すようになっています。
これにより、ネガティブな口コミ投稿は減らされます。
また、「ふつう」と「いまいち」を押したお客様には「改善していきたいのでコメントをおねがいします」と回答フォームが表示されるようにしました。
回答フォームで投稿された改善点についてはGoogleマップの口コミには書き込まれず、Lステップ内に保存されているので、今後の改善ポイントして真摯に受け止めて対応をしていけばよいです。
さらに、定期的なキャンペーンをちらしではなくLINEでの配信を行うことで確実にお客さまの元に情報が届くようになりました。
数十万円掛かっていたチラシのコストは大幅に削減できました。
ちらしでの訴求効果は数パーセントといわれていますが、LINEでの情報到達率(開封率)は60%で、費用対効果は非常に高いものです。
ネガティブな回答したお客さまだけに「さらにおいしく改良を加えました!ぜひご来店下さい」とメッセージの配信を行うこともできます。
ポジティブな評価をしてくれたお客さま、常連さんに対しては「いつもありがとうございます、あなただけに期間限定のクーポンをお送りします」と再来店を促すこともLステップではできます。
このように、LINEを活用することで
- ポジティブな口コミにより新規来店者が継続する(お店のファンの獲得)
- ちらし配布をLINEに切り替えることによるコストダウン(経営の改善)
- 改善点の収集による継続した商品のブラッシュアップ(品質の向上)
- 継続的なキャンペーン、特定の友だちへの訴求によるリピーターの獲得(継続的売上確保)
といったことが可能となります。
今回はラーメン屋(飲食店)を例に挙げましたが、物販やサロン、塾や宿泊施設など、さまざまな業態に応用ができます。
LINE公式アカウント・Lステップは小規模な店舗や事業者様でも短期間・低コストで導入が容易なツールです。
弊社アンサーライズでは相談は無料で承っております。ぜひご連絡ください。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
株式会社アンサーライズ